あれから・・・
ご無沙汰しております。
全体的に春の訪れが少し遅れているのでしょうか。
あれから1年が経ちましたね。
あっと言う間の1年でした。あっと言う間だったのですが、被災地から離れたここでは少しずつ記憶が薄れていきます。
賛否両論、いろいろご意見はあると思いますが、忘れてはならない災害として、自分の目で見てくることにしました。
3月17日〜18日、どんより天気の中、松島から北へ海岸沿いに車を走らせました。
多少震災の跡が残る松島。しかし、南三陸、気仙沼、陸前高田とよくテレビで聞く地名が近づくにつれて、景色が変わっていきます。正直こんな光景を見るのは初めてでした。
つい1年前のあの時まで人々が暮らしていた跡形もなくなってしまっています。あるのは家の基礎だけ。殆ど真っ平ら。そして山積みになったがれき(がれきといってよいのか・・・)、潰れた自動車の山がそこら中で見られます。よく聞かれるこれらの処理問題ですが、是非とも日本全国で対応していただきたい。でないと町の再生は難しいのではないでしょうか。選別作業だけでも相当の時間と費用を要することと思います。特に福島よりでは、放射能の問題もあり、拒否される自治体もあるようですが、せめてそれ以外であれば、受け入れてもよいのではないでしょうか。また、報道されていないような地方ではまだまだ手つかずのようでした。
あと何年掛かるのでしょうか。ちょっと途方に暮れてしまいましたが、そんな私とは対象的に東北の方は元気でした。苦労は多いのでしょうけど町の一角ではプレハブのお店を再開していたりと・・・ひたすら前へ前へと進もうとする姿、生きるってこういう事なのかも知れません。普段の何気ない生活に慣れしまっている我々、ちょっと嫌なことがあるとしょぼくれてしまったり。恥ずかしながら、逆にこちらがパワーを頂いてしまいました。
そして、もう一つのもくてき、東北地方で美味しいものを食べてこよう!というもの。
海草そば(?)や美味しい丼ものを頂きました。3色丼(マグロ、ホタテ、イクラ)の丼ものです。東北のお魚は美味しいです。是非とも皆さんも東北へ足を運んで、美味しいものを食べてみてください。
町をぶらぶらしていると地震の放送が・・・津波に注意してくださいとのことでした。しばらくすると津波の心配はないとの放送が流れ、一安心。今も現地の方はこのような恐怖と戦っているのだと感じるひとときでもありました。
そこら中で見られた全国の支援された方々へのお礼の言葉。まだまだお礼を言える状況ではないと思います。
少しずつ頑張ってもらいたい、そう思います。たぶん、言われなくても頑張っているよっと返事が聞こえてきそうですが・・・。
亡くなられた方のご冥福と、東北地方の復興を祈っております。
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さんぽみちさん、こんばんは。
私の住むところでもがれきの受け入れを検討しています。
大半の方は賛成をしていて一部の方が反対をしています。
出来ることをするそんな風に思っている人もたくさんいます。
昨年、東北に旅行に行ったときに福島の桃を買いました。
そのときにお店の方が「どんなに美味しい桃でも、福島の桃だというでけで買ってくれない。観光地はカンコウドリがなく」と笑顔で
でも、悲しげに言っていらっしゃいました。
心配なことはわかりますが、いつどこで地震が起こるか分からないのが今、
私たちにも起り得ることです。
悲しい世の中ですね。
友人と涙してしまいました。
投稿: あき | 2012年3月24日 (土) 22時25分
☆あきさんへ
こんばんは。
すっかりご無沙汰してしまいました。
あきさんも福島へ行かれたのですね。
寒い冬が終わり、陽が延び、暖かくなるように、日本が元気になるとよいですね。
投稿: さんぽみち | 2012年3月25日 (日) 21時23分
おはよー
わ~ 行って来られたんですね~(@。@”
1年経っても全く復興が進んでないでしょうね。
奥松島や沿岸部の方は何度も行ったたことがあるので
この様な変わり果てた光景には、とっても無念を感じます。
残念ですね。
投稿: Angel | 2012年3月31日 (土) 09時39分
☆Angelさんへ
こんばんは。
最近は調子が今ひとつで、外出が減り、部屋でのんびり乃日が多くなってしまっています。
Angelさんからコメントを頂き、既に1週間が経ってしまいました。遅くなり申し訳ありません。
東北地方は徐々に元の姿に戻ってくれると思います。そう願っています。
かつて観光で訪れた場所が、跡形もなくなっていることも多々ありましたが、キきっと頑張ってくれることでしょう。
投稿: さんぽみち | 2012年4月 7日 (土) 21時07分