足尾の思い出
入社してから栃木での生活が長かった。
勉強嫌いな自分でも足尾銅山は知っていたので、ちょくちょく足尾まで足を運んだ。
現地に着くと、足尾精錬所がどんと山にへばりついており、ボロボロになった建屋等が、その歴史を感じさせた。
周囲の山々の木々はなく、植樹されたと思われる小さな木々が植わっていた。
また、町を歩くと長屋が多く、多くが廃墟となっており、今の足尾を象徴しているかのようだった。
そんな中、お寺に向かうと、精錬所に向かい合うように多くのお墓が並んでいた。
ここにあるお墓に眠る方々の多くは、足尾銅山で働かれていた方々に違いなく、日本経済を支えられた方達なのだ。
ただ、ちょっと荒れ果てていたのが気がかりだった。
歴史嫌いの自分だったが、暇さえあれば足尾をブラブラしていたのは、ギュッと歴史が濃縮された感じが好きだったのかも知れない。
そして、遠い昔の方々の延長線に今があることを想像させてくれることがさらに好きにさせてくれたのかも知れない。
今の足尾はどんな風になっているのか、また訪れてみたくなった。
写真は、2007年2月の足尾のようだ。
デジタル一眼レフとして、何とか買う気になった(≒買える金額になった)Nikon D200にシグマ17-70mmをつけて撮影したようだ。
当時は、未だフィルムカメラをメインに使っていたので、ネガはたくさんあるはずだ。
外出自粛の時間を使って、ネガ、ポジ整理をするのも良さそうだ。
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