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2020年7月26日 (日)

旅に出ずの4連休

母数が増えたとはいえ、感染者数が増えている東京近郊に住む身としては、天気の悪さを理由に外出を控えることにした。

感染経路不明者も増えているし・・・そもそも感染者がどこまで追い切れるのかも疑問だ。

まぁ、2週間後にこの4連休の結果がどう出てくるのか、様子を見ることにする。

さて、

当初、三陸鉄道にでも乗りに行こうかと思っていたが、岩手県他、他県の方に迷惑をかけることもあり得るので、中止とした。

遊びで外出しないながらも満員電車でイヤイヤ出社することにだいぶ疑問を覚えているが、これまた仕事嫌いな自分には仕方ないことなのだろうが・・・。

そんなわけで、ポジからスキャンした旅の思い出を少々。

場所は、碓氷峠。

この峠は、信越本線の横川〜軽井沢間に有り、新幹線開業と共に在来線はなくなってしまった。

多くの列車が行き来するのだが、峠を登るために電気機関車が連結され、列車を押し上げていく。

機関車連結の間に、駅弁を買おうと窓が開けば窓から、開かなければ電車を降りて買いに行くことになる。

最近は窓が開かない列車ばかりで、窓を開けて駅弁を買うなどを言う習慣はなくなってしまった。

さらには、ロングシートの車両ばかりが増えてしまっている。

旅と言えば駅弁、旅情気分半減だ。

話を元に戻し・・・ここの駅弁は、皆さんご存じの「峠の釜めし」である。

旅の行きでこれを買ってしまうと、弁当箱であるお釜をずっと持ち歩くことになってしまうのが難点(⇐捨てれば良いだけなのだが、捨てられないのが貧乏性というもの)。

無論、持ち帰ったところで、何に使うわけでもなく、植木鉢に使った様な記憶すらあるかないか・・・。

人気駅弁だけのことは有り、飛ぶように売れていたのかも知れない。

列車が到着する度に駅弁が補充され、客が駅弁に群がり、そして列車が出発していく。

ちょっと慌ただしさがホームにあふれることとなる。

列車が動き出すと、「おぎのや」の従業員さんが、走る列車に向かい、列車がいなくなるまで頭を下げていたのが、子供ながらに印象的だった。

そして、その後の駅は、何事もなかったかのように静けさを取り戻すのだった。

昨年、板東三十三カ所のお礼参りで信州を訪れた際に、横川駅傍にある「おぎのや」さんに寄ったが、かつての活気もなくちょっと寂しい感じだった。

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