行先表示板
先日、大垣行きの話を少しばかりした。
時間があるので、古い写真を整理していたら、それっぽいのが出てきた。
今でこそ、字幕も減りLED表示になっているが、昔はこん感じで、行先表示板を使用していた。
単純に折り返す列車は、このままでも良いのだが、行先等が変更なる列車は、毎回駅員が差し替えることになる。
ホーム側ならまだしも、ホームと反対側はさぞ大変だったことだろう。
ドアを開けたり、窓を開けたりして交換していたような記憶がある。
モノクロといえど1コマ1コマが無駄にできない時代、こんなものよく撮影していたものだ。
モノクロは、カラーフィルムが買えない時や遠出をした時に記録をしたいときに使用していたと思われ、これも旅の思い出の一コマとして残すために撮影したものと思われる。
つまらぬ写真だが、こんなものも今思うと良い思い出だ。
子供の頃は、東京駅、上野駅へ行く事すら遠出、大垣なんて大冒険に近かかった。
特に大垣行きのような、夜行かつ長距離、長時間に列車に揺られることで、その思いは増大していったに違いない。
こんな気持ちがシャッターを押させたのかもしれない。
※一番上と一番下の写真は、行先表示板(サボ)。「東京〜大垣」が懐かしく、このような表示の方が距離感が伝わる。
※真ん中の写真は、列車が所属している電車区の名前。電車の脇や、機関車の札で示されている。「名カキ」は名古屋鉄道管理局の大垣の略。これを見るとどこの車両、どこへ行ったか、なんとなくわかるので、遠出をした証として記録したのだと思う。
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